これまでの記事で、人気のインデックスファンド(投資信託)として次の3つを取り上げました。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 信託報酬:0.05775%以内
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 信託報酬:0.08140%以内
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 信託報酬:0.0938%程度
※2026年1月8日現在(信託報酬は変更される場合があるため、購入前に必ずご自身で最新の情報を確認してください)
では、なぜこれらの投資信託が人気なのかを説明します。
おすすめの理由:手数料の安さ
まずは、手数料の安さです。
上記の投資信託はいずれも信託報酬が0.1%未満です。
手数料が1%を超える投資信託も多い中で、これだけ低コストなのは大きなメリットと言えるでしょう。
なぜここまで手数料が安いのかというと、これらの投資信託がインデックスファンドだからです。
インデックスファンドとは、「ある指数(インデックス)」に連動するように作られている投資信託のことです。
💡メモ:利回りと手数料の関係
インデックスファンドの年平均利回りは、だいたい5〜7%前後と言われています。
一方で、高コストの投資信託では手数料(信託報酬)が1%以上になることもあります。
つまり、リスクを取って5%の利益を狙っているのに、
そのうち1%は運用会社や証券会社に支払わなければならないということです。
株価が動かなければ、手数料分だけマイナスになる可能性もあります。
長期で積み立てていくほど、この1%の差は雪だるま式に効いてくるため、
手数料の安さは「地味だけど最重要ポイント」と言えるでしょう。
インデックスの仕組み
S&P500とオルカンの「指数」は、アメリカの民間の金融会社が決めています。
- S&P500:アメリカの金融会社「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社」が作る指数で、アメリカを代表する約500社(アップル、マイクロソフトなど)の株価をまとめたものです。
- オルカン(全世界株式):主に「MSCI社」や「FTSEラッセル社」が作る全世界株式指数に連動しています。アメリカ・日本・ヨーロッパ・新興国など、世界中の株式市場をカバーしています。
なぜインデックスファンドは手数料が安いのか?
インデックスファンドは、この指数に連動するように自動で銘柄を組み替えながら運用します。
運用会社が「この会社が伸びそうだ」といった判断をする必要がないため、人件費や分析コストがほとんどかからず、維持コストが低い=手数料が安いのです。
一方で、手数料が1%を超えるような投資信託の多くはアクティブファンドと呼ばれるもので、
ファンドマネージャー(投資のプロ)が市場を分析し、「指数を上回る成績を目指して」売買を行います。
その分、人件費や調査費がかかり、結果として手数料が高くなる傾向があります。
ただし、必ずしもアクティブファンドがインデックスファンドより好成績とは限りません。
むしろ、長期で見るとインデックスファンドの方が安定して高いリターンを残しているケースも多く見られます。
まとめ
- インデックスファンドは市場全体を機械的に持つ仕組み
- 手数料が安く、長期投資や“ずぼら投資”にぴったり
- 手数料1%の差が、将来の資産を大きく分ける
迷ったら、まずは信託報酬0.1%未満のインデックスファンドを目安に選ぶとよいでしょう。
▶︎ 次の記事はこちら:
なぜ米国(アメリカ)株のインデックスファンドが人気なのか


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