投資を長く続けるためには、「何をやるか」だけでなく、
「何をやらないか」を決めておくことも大切です。
ここでは、筆者がやらないと決めていること、
初心者のころにやってよかったこと、
そして失敗から学んだことをまとめました。
やらないこと:投機的な商品を多く持たない
仮想通貨などの投機的な商品は、価格の変動が非常に激しく、
「投資」よりも「ギャンブル」に近い側面があります。
持っているだけで値動きが気になってしまい、
精神的に疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。
こうした商品は資産全体の数%程度にとどめるようにしています。
もし価格が大きく下がっても、「まあ仕方ない」と思える程度の金額。
その範囲に収めておけば、心の安定を保ちながら投資を続けられます。
※投資と投機の違い
投資と投機の違いは、時間の使い方と目的にあります。
- 投資:企業や経済の成長を信じ、長期的に資産を増やす行為
- 投機:価格の上下を予想し、短期間で利益を狙う行為
どちらが悪いわけではありませんが、
投資は「時間を味方につける」もの、
投機は「タイミングを当てる」ものです。
初心者のうちは、まずは時間を味方にする投資に集中するのがおすすめです。
やってよかったこと:つみたて投資で少しずつ慣れる
投資を始めたばかりのころ、筆者は「下がったらどうしよう」と不安でなかなか買えずにいました。
そんなときにやってよかったのが、「つみたて投資(定期つみたて購入)」です。
貯金を一度に全額入れるのではなく、
毎月少しずつ、自分が安心できる金額で買うように設定しました。
当時はただ「怖いから分けて買おう」と思っていただけでしたが、
あとから振り返ると、この方法がとても良かったと感じます。
なぜなら、株価が上がる月も下がる月も買い続けたことで、
結果的に平均的な価格で買えていたからです。
いわゆる「ドルコスト平均法」という考え方です。
そして何より、少しずつ買い続けることで、
株価の上下に一喜一憂しない感覚が自然に身につきました。
長期投資は、頻繁に売買して儲けるものではなく、
時間をかけて育てるもの。
それを体感できたのは、定期買い付けを続けてきたからだと思います。
※ 不安が大きい筆者と同じ心配性な方へ
「途中でやめてもいい」と思いながらで大丈夫です。
まずは少額で、つみたて投資(定期つみたて購入)を設定してみましょう。
実際に始めてみることで、
投資への不安は少しずつ薄れていきます。
「有名人が買っているから」と思って失敗した話
筆者が投資を始めて間もないころのことです。
ニュースで、世界的な投資家ウォーレン・バフェット氏が
いくつかの銘柄を購入したという話題を見かけました。
その中に買おうか迷っていた銘柄があった筆者は、
「有名な投資家が買うなら間違いないだろう」と思い、
深く考えずにその銘柄を購入しました。
しかし、しばらくするとその株価は20%以上も下落。
あとになって知ったのは、バフェット氏はすでに売却していたということでした。
幸い、その株は高配当の安定銘柄だったため持ち続けていますが、
この経験から学んだのは
「有名人やプロが買っているから」という理由だけで安易に買ってはいけない、ということです。
投資のプロや有名人が紹介している銘柄であっても、
自分で理解していないものを買うのはリスクが高いです。
一時的な話題づくりや、情報商材・誘導目的の「おすすめ銘柄」も存在します。
投資は「誰かを信じて買うもの」ではなく、
自分が納得して買えるかどうかがいちばん大切です。
この経験は、筆者にとってその基本をあらためて教えてくれる出来事でした。
まとめ
- 投機的な商品は資産の一部にとどめる
- 投資は「時間を味方につける」もの
- 不安なときは、少額のつみたて投資(定期つみたて購入)で慣れる
- 有名人の情報をうのみにせず、自分で判断する
投資を長く続けるコツは、完璧を目指さないことです。
失敗も経験のうち。少しずつ慣れていくうちに、
「自分に合った投資の形」が見えてきます。
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